SEIICHIRO ICHIKAWA / PROFILE
25歳、
テニスを始めた。
音楽の道から、未経験の競技へ。勝てない時間を重ねながら、世界の舞台で戦うことを選び続けています。

01 / ABOUT
市川誠一郎について
開成中学・高校を経て東京大学を卒業。在学中から音楽に取り組み、卒業後もアルバイトで生活を支えながら現代音楽の作曲を続けていました。パリで音楽を学ぶことも考えましたが、自分が人生をかけて進む道を問い直し、25歳でテニスに転身しました。
競技経験はゼロ。ラケットの扱いから覚え、地域のクラブやアカデミーで練習を重ねました。ジュニア時代から鍛えてきた選手と同じ舞台に立つには、技術も経験も大きな差がありました。試合で負ける日々が続いても、練習をやめず、少しずつ自分の可能性を広げてきました。
2016年に支援を受けてスペインへ渡り、2020年からは海外を活動拠点に。国際大会を回りながら挑戦を続け、2023年、39歳でダブルスの世界ランキングを初めて獲得しました。現在の目標はシングルスでも世界ランキングを獲得し、さらに上の舞台へ進むことです。
02 / THE JOURNEY
これまでの歩み
- 学生時代
音楽に没頭する
開成中学・高校、東京大学で学びながら音楽活動を続ける。卒業後は作曲に取り組み、進路を模索する。
- 2009
25歳でテニスを始める
未経験からプロ選手を目指す。基礎から学び、練習と試合を繰り返す生活に入る。
- 2014
才能発掘トライアウトの最終選考へ
東京五輪に向けたアスリート発掘のトライアウトで最終選考に残る。競技を続けるひとつの転機となった。
- 2016
支援を受け、スペインで練習
企業などの支援を募り、バレンシアへ。より高いレベルの練習環境に身を置く。
- 2020
活動の拠点を海外へ
海外での練習と国際ツアーへの出場を重ねる。若い選手たちと同じ大会で戦い続ける。
- 2023
ダブルス世界ランキングを獲得
39歳で初めて世界ランキングに入る。挑戦の歩みが新聞・雑誌・テレビなどでも紹介される。
- 2026
英国の国内大会で3度優勝
コーチとともに取り組み、英国の国内大会で結果を残す。次は国際ツアーでの成績とシングルスの世界ランキング獲得を目指す。
03 / WHY I PLAY
挑戦に込めた想い
僕が目指しているのは、遅く始めた人間には届かないと思われている場所です。テニスを始めたとき、プロを目指すという選択を理解してもらうのは簡単ではありませんでした。実際、長いあいだ結果が出ず、何度も大きく負けました。それでも、自分で決めた目標を途中で手放したくありません。
2023年にダブルスの世界ランキングを獲得できたことは、大切な一歩でした。ただ、それが終着点ではありません。今はシングルスでの世界ランキング獲得を直近の目標に、コーチと取り組む体制を整え、国際大会で結果を出すための練習を続けています。その先には、世界のトップに近づくという目標があります。
この活動は、応援してくださる個人や企業の皆さまに支えられてきました。支援を力に変え、競技に真剣に向き合う姿を見せたい。そして僕の挑戦を知った誰かが、自分の可能性を決めつけず、一歩踏み出すきっかけになればうれしいです。
04 / MORE TO READ
もっと詳しく知る
日々の練習や遠征の記録はnoteに掲載しています。これまでの歩みを伝える取材記事もあわせてご覧ください。
掲載内容は本人資料と公開取材記事をもとに構成しています。大会成績や今後の目標は2026年9月時点の情報です。